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正しい歯磨きの仕方を解説!時間は何分間、いつ行うのがおすすめ?

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正しい歯磨きの仕方を解説!時間は何分間、いつ行うのがおすすめ?

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正しい歯磨きの仕方を解説!時間は何分間、いつ行うのがおすすめ?

更新日:2023.01.06

歯磨き

皆さんが日常的に行っている歯磨きは、虫歯や歯周病を予防するためにとても大切です。
しかし、正しい磨き方は歯の場所によって異なります。歯磨きの正しい方法まで知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
この記事では、正しい歯磨きの方法について、おすすめの歯磨き時間や歯ブラシ、歯磨き粉の選び方について、歯科衛生士の西がご紹介します。

歯磨きの基本を紹介。歯が汚れやすい場所は?

はじめに、どの歯でも磨く際に意識すべきポイントがあります。以下で歯磨きの基本3点をご説明します。

基本1:歯ブラシの毛先をしっかりと歯に当てる
歯ブラシの毛先は、歯と歯の間、歯と歯ぐき(歯肉)の境に当てるように磨きましょう。

基本2:歯ブラシは軽い力で動かす
歯ブラシは毛先が広がらない程度に動かしましょう。歯ブラシは150g〜200gの力をかけて動かすことが理想です。

基本3:歯ブラシは小刻みに動かす
歯ブラシは5〜10㎜の幅で1〜2本ずつ磨きましょう。

以上の基本3点を守りながら歯磨きを行うことが大切です。
また、歯磨きは鏡を見ながら行い、1つの歯につき20回以上磨きましょう。
次に、歯が汚れやすい場所についてご説明します。

虫歯の原因になる歯垢(プラーク)が付きやすい場所

以下で示した場所は誰しも歯垢が付きやすい部分であり、磨き残しが目立つところでもあります。歯ブラシの毛先を届かせることを意識して、丁寧に磨きましょう。

  • ・歯と歯の間
  • ・歯と歯ぐき(歯肉)の境目
  • ・奥歯
  • ・歯並びがでこぼこしているところ
  • ・下の前歯の裏側(舌側)

また、歯ブラシだけではどうしても汚れがとれない場合、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると良いでしょう。

出典:厚生労働省「あなたの歯の健康を保つためのセルフケアとプロフェッショナルケア」

正しい歯磨きのやり方

歯磨きをしている女性

正しい歯磨きの方法は歯の場所によって異なります。以下で場所ごとに方法やポイントを紹介します。

・前歯
歯ブラシを縦に持つ縦磨きで、歯ブラシの毛先を届かせるように歯の表面や歯と歯の間を磨きましょう。
通常の磨き方(歯ブラシを横に持つ横磨き)と併用することでより汚れを落とすことができます。

・歯と歯ぐきの間
歯ブラシの毛先をしっかりと当て、小刻みに動かしましょう。歯周病が気になる方は45度の角度で当てるのがポイントです。強く磨きすぎると歯ぐきを傷つけてしまうため注意しましょう。

・奥歯
鏡を見ながら歯ブラシが確実に歯に当たるように磨きましょう。頬側、内側も忘れずに磨きましょう。

・歯の裏側
歯ブラシの毛先が歯に確実に当たるように磨きましょう。歯ブラシを縦に持ち磨くと汚れが落としやすいです。

おすすめの歯磨き時間と歯ブラシ・歯磨き粉の選び方

虫歯や歯周病を予防するには、正しい歯磨き方法に加えて適切な歯ブラシ・歯磨き粉選びも重要です。最後に、おすすめの歯磨き時間と歯ブラシ、歯磨き粉の選び方をご説明します。

歯磨き時間は何分?

一般的に歯磨きは3分間行うことが推奨されています。
普段忙しくて、ザッと磨いて終わりにしている人は、朝昼夜(就寝前)のうち夜だけでも時間を計って磨いてみることをおすすめします。

特に、夜の歯磨きは就寝中の虫歯菌発生を防ぐために最も大切です。
また夜だけではなく、起床後や昼食後も磨けると良いでしょう。どうしても歯を磨く時間がない方はコップ1杯のお水でうがいを行うだけでも構いません。大切なのは毎回の歯磨き時に「磨き残しがないこと」です。

また、1人ひとりに合った歯ブラシや歯磨き粉を選択した上で歯磨きを行っていただくことも大切です。

歯ブラシ・歯磨き粉の選び方

歯ブラシは「ヘッド(歯ブラシの毛がついた部分のこと)が小さくて毛がやわらかいもの」を選ぶようにしましょう。
ヘッドが小さい商品は、お口が小さい方や顎関節症でお口が開きづらい方、お子さまでもお口の中に挿入しやすく、奥歯まで歯ブラシが届きやすいです。
また、毛先がやわらかいものは歯ぐきやお口の粘膜を傷つけにくく歯と歯の間まで届きやすいことから推奨しております。

毛が硬い歯ブラシもありますが、普段から強い力で押し付けるように歯磨きをしている方は歯ぐきを傷つける可能性があります。
歯磨きの際に歯茎から出血することが多い方は、やわらかい歯ブラシを使用するのがおすすめです。

歯磨き粉については、フッ素入りの商品がおすすめです。現在市場で販売されている歯磨き粉は、90%以上のものにフッ素が入っています。
その他、虫歯予防や歯周病予防に効果のある商品もあるため、ご自身の状況に合わせて選びましょう。

虫歯予防の歯磨き粉は、虫歯予防効果の高い「フッ素」「キシリトール」配合の商品を選択するのがおすすめです。
歯周病予防の歯磨き粉は、「殺菌効果の高い成分(塩化セチルピリジニウム、塩酸クロルヘキシジン)」「炎症を抑える成分(トラネキサム酸、グリチルリチン酸)」が入っているものを選ぶと良いでしょう。

正しい歯磨きで虫歯や歯周病を予防しましょう!

今回は正しい歯磨き方法について、おすすめの歯ブラシ、歯磨き粉についてご紹介しました。
皆さんが日常的に行っている歯磨きは、一工夫するだけで虫歯、歯周病を予防することができます。
しかし、どうしても歯磨きだけでは落としきれない汚れもあります。
その場合、ご自宅でのセルフケアに加え、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることも大切です。
ご自身でのセルフケアとプロによるクリーニングでお口の健康を維持していきましょう!

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