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【衝撃】日本人の口臭は世界的にも悪評!なぜ日本には息が臭う人が多いのか

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口臭対策

【衝撃】日本人の口臭は世界的にも悪評!なぜ日本には息が臭う人が多いのか

鼻をつまむ女の子

【衝撃】日本人の口臭は世界的にも悪評!なぜ日本には息が臭う人が多いのか

更新日:2023.12.05

口臭対策

「清潔できれい好き」といわれている日本人ですが、実は多くの外国人に「日本人は息が臭い人が多い」と感じられているようです。 その原因としては、口腔ケアが浸透していない点やストレスの多さが挙げられます。 今回は口臭が気になっている人や、外国人と関わることが多い人に向けて、口臭が悪化しがちな原因を紹介します。

日本人は、外国人より口が臭い?

外国人に日本人の口臭を気にする方が多いことをご存じでしょうか。
ある調査によると、在日外国人の約7割が「日本人は口が臭い人が多い」と感じていて、「日本人の口臭にショックを受けた経験がある」と回答しています。
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また、別のアンケート調査においては、他人のニオイの中で、口臭に不快感を感じると回答した人が、全体の68.2%を占めています。

参考サイト:PR TIMES「口臭対策に関するアンケート調査」

なぜ日本人の口臭は臭うのか?理由を2つ紹介

日本人に口が臭い人が多い、主な理由は以下の2つがあると考えられます。

  1. 口腔ケアが不十分
  2. ストレスが多い

口腔ケアが不十分

欧米にはボディタッチの文化があり、エチケットとして口腔ケアをきちんと行っている人が多いです。
日本にはそうした文化が無いため、口臭に関する意識は欧米に比べて低いといわれています。

「歯磨きは欠かさずしているから自分は大丈夫。」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、日本人の約8割は1日に2回以上歯磨きをしています。
しかし、30歳以上では8割以上に歯周病が見られます。さらに、虫歯になる人も非常に多いです。
これは口腔ケアが不十分であることを表しています。

ほとんどの人が歯ブラシで歯を磨くだけで終わりですが、1本1本丁寧に歯を磨いても、歯ブラシだけでは、歯と歯の間に付着している歯垢(プラーク)を完全に取り除くことはできません。
歯周病や虫歯は、最も歯垢の残りやすい歯と歯の間から進行していきます。
歯垢を取り除くためには、歯ブラシで歯を磨くだけでは不十分で、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが非常に重要です。

ストレスが多い

日本は外国と比べて、ストレスが溜まりやすい環境であることも、実は口臭に影響していると考えられます。
日本人は仕事に対して、真面目で責任感の強い人が多いです。
給与の割に求められる役割が多かったり、ノルマのきつい仕事が多かったりと、精神・身体的負荷が少なくありません。

また、せっかちで、自分の思い通りにならないとすぐにイライラする人も多くいます。
このように、日本人の多くは知らず知らずのうちに、心身が壊れるまでストレスを抱え込んでしまうのです。

一方外国では、家族との時間など、自分のプライベートを最優先に考える人が多いです。
ストレスを抱え込んでまで会社に尽くそうとする人は少ないため、仕事のオンオフがしっかりしています。企業側もそのような考え方を重んじているため、休暇や福利厚生が充実していることも多いです。

このようなストレスの違いが、日本人と外国人の口臭の違いに表れていると考えられています。

歯磨き以外の口腔ケアを意識しましょう

この記事では「日本人の息が臭う」といわれている理由をご紹介しました。
口臭は、細かく歯磨きをしていれば防げると思われがちですが、それだけでは不十分です。
日本と海外の文化や環境の違いも影響していますが、歯磨き以外のケアも丁寧に行うことが根本的な口臭改善に欠かせません。
適切な口腔ケアを行ったり、なるべくストレスを感じる環境は避けたりすることを意識し、口臭の改善に努めていきましょう。

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