相手を傷つけない口臭の伝え方。家族から伝えるのがおすすめ
更新日:2023.02.09
「口臭が気になる」と思っても、なかなかはっきりとは伝えづらいものです。
しかし、毎日顔を合わせる場合は、早めに伝えないとつらい思いをしてしまうでしょう。特に、口臭の原因が歯周病などの病気が原因の場合、歯医者に行ってもらうことも大切です。
この記事では、口臭の対策方法や相手を傷つけずに伝える方法などをご紹介します。
目次
男性の多くが気にする口臭。対策方法は?
口臭はなかなか自分で気づきにくいものです。では一体どのくらいの人が、口臭を気にしているのでしょうか。
眞木 吉信,萩 名子著の『くちペディア』によると、40代から60代までの男性の約40%が口臭を気にしているといわれています。
効果的な対策方法
口臭の効果的な対策方法には以下が挙げられます。
・虫歯や歯周病の治療
・舌磨き、水分補給
歯周病が原因である場合、治療や歯石除去などを行います。また虫歯が原因の場合も治療を行うのが一般的です。
さらに、自宅での対策も必要です。
歯磨きやデンタルフロス、舌磨きなどをすることで、口臭の原因物質を減らせるといわれています。
また、水分補給も重要です。
適切な水分補給をすることで、口の中が乾くのを防ぎ、唾液の分泌を促すことができるとされています。
体のためにも、口臭防止のためにも、こまめに水分補給をしましょう。
出典:眞木 吉信,萩 名子『くちペディア』(医歯薬出版株式会社,2020年)
口臭は家族から伝えるのが効果的!
「臭いな」と思っても、なかなか他人からは伝えづらいものです。
また、伝えても、お互い嫌な気持ちになってしまうこともありますよね。
おすすめなのは、家族から伝えてもらう方法です。
眞木 吉信,萩 名子著の『くちペディア』によると、口臭を気にしていても特に対策をしていない男性が、娘から指摘されると、なんと22%の人が治療を始めたそうです。
口臭が気になるタイミングは父と娘で異なる
自分ではそんなに臭くないと思っていても、他人からするとそうでないこともありますよね。
娘(15〜25歳)とその父親(42〜61歳)に対するアンケート調査で、娘は「お父さんと話している時に口のにおいを感じる」という回答が56%でした。
それに対して、「人と会話している時に自分の口のにおいが気になる」と答えた父親は、わずか18.5%で、かなり意識の差があることが分かります。
親子で気になったら、早めに指摘してあげることが大切ですね。
出典:眞木 吉信,萩 名子『くちペディア』(医歯薬出版株式会社,2020年)
相手を傷つけずに口臭を伝えるセリフ
しかし、家族といえども口臭を指摘するって難しいですよね。
家族だからこそ、言いにくいこともあります。
できるだけ相手を傷つけずに、口臭のことを伝えるにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、口臭の伝え方をご紹介します。
同伴での歯科検診をすすめる
「最近歯医者に行っていないから一緒に行ってほしい」「定期健診に一緒に行かない?」と一緒に歯科検診に行くことをすすめる方法です。
一人では「面倒」と思いがちですが、一緒に行くと伝えることで行きやすくなるでしょう。
体調を心配する
「口臭がするけど、最近疲れてない?大丈夫?」など、体調を心配する方法です。
「健康面が心配」という伝え方をすれば、傷つけることなく伝えやすいでしょう。
ガムや口臭チェッカーを紹介
ガムや口臭チェッカーを紹介する方法です。口臭チェッカーは市販されているので、渡しやすいですよね。
「自分も気になるから」と一緒に使えば、相手を傷つけずに済むでしょう。
相手のためにも早めに伝えてあげましょう!
家族でも、口臭はなかなか指摘しづらいものです。
しかし、歯周病や虫歯などの病気が原因の場合、早めに治療を始めることが肝心です。
口臭は自分で気づきにくく、相手から指摘されてやっと気づくということもあります。
「一緒に歯科検診に行こう」「口臭がするけど、体調は大丈夫?」など、自分も気になっていることや、相手を心配していることを伝えれば、指摘しやすいのではないでしょうか。
口臭が気になったら、相手のためにもぜひ早めに伝えてあげることをおすすめします。
記事を読んでみて心当たりが多かった人もいたのではないでしょうか。口臭や歯周病は歯医者の定期的な受診で改善できるといわれています。
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