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気になるお口のニオイは口臭チェッカーで測る!チェック以外の効果的な使い方

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口臭対策

気になるお口のニオイは口臭チェッカーで測る!チェック以外の効果的な使い方

息が気になる女性

気になるお口のニオイは口臭チェッカーで測る!チェック以外の効果的な使い方

更新日:2023.11.23

口臭対策

老若男女を問わずお口のニオイは気になりますが、自分の口臭は気がつきにくいものです。
意外と口臭が強い時には、人とのコミュニケーションで大きな影響もあります。
市販の口臭チェッカーを使えば口臭がキツくないか判断でき、悩む人にとって助けになりますが、どのように使えば良いのでしょうか。
今回は、口臭チェッカーの使い方だけでなく、口臭の正体も含めて解説していきます。

もしかして口臭ある? 多くの人が気になる自分のニオイ

お口の中は食べた物や歯磨きの頻度、健康状態などによって、さまざまなニオイが発生します。そのうえ、日中忙しいと口の中をマメにケアすることもできません。

口臭が強いと周りにいる人や、話をしている相手に不快な思いをさせることがあります。たとえ悪意がないにしても、自分が周りに悪臭を放つ存在になっているかもしれないというのは、つらいことのはずです。
だからこそ口臭を気にする人は多く、実際に口臭を他人から指摘されると精神的なダメージが大きいのでしょう。

人間は自分の臭いに慣れてしまう

「自分のニオイは気にしない」「どんな時でも自信満々!」という人は、なかなか少ないのではないでしょうか。とはいえ、人間は臭いに慣れやすい特徴があり、自分の口臭には気付きにくいものです。
「口臭がキツイかどうかわからない」という人も多く、お口のニオイに自信が持てない理由の1つといえます。

口臭を気にしすぎないことも重要

一方で、誰かから指摘されたわけではなく、特に悪臭を放っているわけではないのに口臭を気にしすぎてしまう人もいます。
雑談しているときに相手の反応が少し鈍いと、「自分の口が臭いのでは?」と不安になるかもしれません。また、心配のあまり人前で話すのが怖くなったという人もいます。

口臭は気にしたほうが社会的にもマナーに沿っているといえますが、何でもやりすぎは良くありません。気にしすぎると、やがてストレスにつながり、心の病へと発展してしまう可能性があります。

歯医者でお口の状態をチェック

自分の口臭に神経質になりすぎたり、逆に無頓着すぎたりということを避けるためには、自分のお口の状態を客観的に知ることが大切です。
まずは歯医者でチェックしてもらうことが良いでしょう。問題となるような口臭が特に無いと分かれば安心できますし、口内環境が原因で悪臭がするようなら、治療や指導をしてもらうこともできます。

ニオイの強さを測定できる口臭チェッカー

ブレスチェッカーEB-100
※画像は一例です

歯医者でチェックしてもらう以外に、日頃の口腔ケアに役立つのが「口臭チェッカー」です。ニオイという目に見えない物質を見える化し、わかりやすく認識できるツールとして注目を浴びています。

あくまでも簡易的な小型の機器ですが、息を吹きかけるだけで口臭の強さを測定可能です。
測定するための検知方式としては、一般的に多くの商品が「半導体ガスセンサー」を採用しています。
これは口臭測定器として広く使われている技術で、口の中の揮発性硫黄化合物によるニオイなどを測定することができます。

口臭の原因となる物質

お口の中の揮発性硫黄化合物は主に3つのガスからできており、これらが悪臭の原因になります。

  • 硫化水素:卵が腐ったニオイ
  • メチルメルカプタン:生臭く魚や野菜が腐ったようなニオイ
  • ジメルサルファイド:生ゴミのようなニオイ

これらのガスは口の中の細菌や食べカス、粘膜などを分解してできるもので、誰の口の中でも発生します。つまり、口臭は誰にでもあるもので、これを生理的口臭と呼んでいます。原因物質や生理的口臭については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

朝起きてすぐや、お腹が空いている時、緊張している時など、自分の口のニオイが気になることがあるでしょう。それは、口の中の唾液量が減ることによって、口の中に細菌が増殖し、揮発性硫黄化合物がたくさん作られている状態です。

生理的口臭の場合、歯磨きや食事などで唾液の分泌量が増えればニオイは弱まるので、毎日の口腔ケアができている人はそれほど気にする必要はないといえるでしょう。
くり返しになりますが、口臭は誰にでもあるもの。肝心なことはニオイの強さです。他人に違和感や不快感を与えるレベルのニオイでなければ問題はありません。

3つのガスを検出できる口臭チェッカーでニオイの強さをチェックし、日々のケアに役立ててみてはいかがでしょうか。

チェックだけじゃない!口臭チェッカーの効果的な使い方

多くの口臭チェッカーでは、ニオイのレベルを5~6段階程度に分けて、数値や色で表示しています。
毎日同じくらいの時間に測定する方法がおすすめの使い方です。毎日測っていると、自分の口のニオイのレベルがだいたい把握できるようになります。それを基準値として、いつもより数値が悪いときには、体調や生活習慣の乱れなどを疑うなど、自分自身の振り返りに活用すると良いでしょう。

口臭チェッカーを使うタイミング

また、測定するタイミングとして適しているのが、朝起きてすぐです。眠っている間は唾液の量が減って細菌が多く発生するため、寝起きは一日のうちでも特に口臭が強くなりがちです。そのタイミングで計測することによって、体調や前夜の口腔ケアの効果を知る目安となるでしょう。

朝起きた時だけでなく、もちろん日中に使うことも有効です。仕事の打ち合わせやデートなどで人と会う前に口臭をチェック。ニオイのレベルに応じて歯磨きをしたり、タブレットを噛んだりしておけば、自信をもって人と話すことができるでしょう。
一方、歯磨き後やマウスウォッシュ使用後は、口臭チェッカーを使用するのは控えましょう。歯磨き剤やマウスウォッシュの香料に反応する機種が多く、数値が高く出てしまいます。

なぜ朝の口臭が強いのか、詳しく紹介している記事はこちらです。

測定を口腔ケアに活かす

口臭チェッカーによって、自分の口のニオイレベルが強いことがわかったら、そのままにせず、ぜひ念入りな口腔ケアをしましょう。
歯磨きをしっかりするとともに、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れを取り除いたり、夜寝る前にマウスウオッシュを使用したりするだけでも、ある程度変わるはずです。
もし、それほどレベルが高くないなら、これまで通りのケアを継続しましょう。ニオイのレベルがそれほどでもない自分にホッと安心することができます。

口臭チェッカーでニオイの悩みを解消

口臭は程度の差はあっても誰にでもあるものです。自分ではよくわからないからこそ、自分のニオイが人に不快感を与えていないか、不安になるものです。口臭が気になるのであれば、ぜひ口臭チェッカーを使って、客観的にニオイのレベルを把握してみましょう。
「意外と大丈夫だった」「ちょっと数値が高いからケアしよう!」など、次の一歩に踏み出せるのではないでしょうか。

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